2021年06月01日
可能性のあるまち
まちを育てる
人を育てる
今朝の新聞で県の成長戦略会議の一コマが載っていました。
そこにはヤフーのCSOの安宅さんが魚津市、滑川市を上げ死にかけた都市空間が最高によいという発言が!!これについて、いい意味でとらえる人や表現が良くないという両方の連絡を頂きました。
私自身、会議に出ていなく前後の文脈を知らないので議事録を見せてもらいました。
そこには、面白い若者を呼ぶ議論の中で
「面白い事をやりたい人が来たくなる空間を生み出せるかにかかっている。オシャレな空間を作るのではない。古くてもハッカブルな空間を生み出せるかにかかっていて、これをやらないと面白い人が来てくれなくて面白い土地にならない。」
「富山市はもう街が作り込まれており、面白い人が住み着く空間ない」と文脈がある中で、「魚津市と滑川市はいい感じで死んでいるので最高です。半分死にかけた都市空間が最高によくて、面白い人がそこに住むのがよい。」となっていました。
この文脈を読むと、魚津市と滑川市には自由に描ける空間があり、やり方によってはまだまだ可能性があると前向きな意味合いだと感じました。
「死にかけたまち」だけとらえると、そこで必死に暮らす私たちにとって表現が正しかったと言われれば、そうでは無いと思いますが、安宅さんの率直な感想といい意味でのエールをいただいたのだと思います。
ちなみに滑川市の瀬羽町は、数年前まで空き家だらけの寂しい街でした。しかし、宮崎酒造酒蔵を中心に少しづつ空き家を活用してカフェや本屋、雑貨屋、花屋などが出来て若者が集まって来て面白い文化が生まれてきています。まだまだな部分もあると思いますが、まさしく安宅さんが言われるハッカブルな空間の一つかと思います。
この前の米騒動の映画のワンシーンにも宮崎酒造は使われました。
ぜひ安宅さんには滑川市にもこうゆうの街がある事も知ってもらいたいですし、この可能性を伸ばしていかなければと思わせる記事でした。